ウィーン日誌

創刊20周年  現地オリジナル取材と編集でウィーンを伝える現地情報紙「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」の編集長が綴る

謝肉祭パレード

 19区のノイシュティフト・アム・ヴァルデ Neustift am Walde といえばホイリゲの名所。ブドウ収穫時にはここで伝統的なワイン祭が繰り広げられる。またウィーンで唯一(公認)、カーニヴァルのパレードを行なう村でもある。今年は2月13日(土曜)に第17回大ウィーン謝肉祭行列が開催される。音楽隊200人も一緒に14時にスタート、16時にストップ。解散後はラートシュトラーセ44番地のホイリゲ「ヴォルフ」に舞台を移す。主催はデープリンガー・ファシングスギルデ Döblinger Faschingsgilde 。

gekkanwien20100208-fa129k.jpg

gekkanwien20100208-fa130k.jpg
写真提供:ウィーン市

PageTop

コーヒー屋の舞踏会

 ウィーンのカフェハウスのオーナークラブが主催する「ウィーンのコーヒー屋の舞踏会」(第53回)が2月5日、王宮で開催された。参加者は6000人を越えた。今年のモットーは「メキシコのカフェ」。シュターツオーパー・バレエ団も有名なメキシコ人ペア、フリーダ・カロとディアゴ・リヴェラのオマージュを踊った。バロック建築のスペイン乗馬学校が今回初めて会場の一部として使われた。

gekkanwien20100206-Einzug Deb
© Klub der Wiener Kaffeehausbesitzer /Foto C.Husar

gekkanwien20100206-Barocke Winterreitschule
© Klub der Wiener Kaffeehausbesitzer /Foto C.Leder

gekkanwien20100206-Vereinigung Wiener Staatsopernballettklein
© Klub der Wiener Kaffeehausbesitzer /Foto C.Husar

PageTop

指揮者決定

 病気のためキャンセルした小澤さんに代わる指揮者が決まった。2月4日、シュターツオーパーが発表した。
2月12日「子供のための魔笛」ベルトラン・ド・ビリー Bertrand de Billy
5月29日、6月2、5、7日「エフゲニー・オネーギン」キリル・ペトレンコ Kirill Petrenko

PageTop

月刊ウィーン2月号

月刊ウィーン2010年2月号
画像の質が若干違うものの昨年5月号の表紙と同じフェルメール「絵画芸術」
248.jpg
1頁 美術史博物館の特別展「フェルメールの絵画芸術」より
2頁 近藤常恭のウィーン・ア・ラ・カルト「寝歩レオンの置土産(7)」
3頁 杉本純の原子力の話「欧州原子力事情:オランダ」
4頁 コンサート:楽友協会/コンツェルトハウス
5頁 オペラ:シュターツオーパー/フォルクスオーパー/アンデアヴィーン
6頁 名店ガイド/旧市街地図/交通路線図
7頁 特別取材:ウィーン王宮の銀器コレクション
8頁 須永恒雄のブルックナーのウィーン:ブルックナーとブラームス/教会音楽
9頁 日本語ツアー/イヴェント・フェスト/日系レストラン案内
10頁 美術館・博物館 
11頁 河野純一のウィーン知らなくてもいい話「給仕試験」
12頁 写真取材:月刊ウィーン・レポート

変更点
シュタットハレ(8頁)「ベン・ハー・ライヴ」延期

PageTop

オランウータン

 ボルネオのオランウータンを助けるためにシェーンブルン動物園のオランウータンが協力している。
 同動物園で人気者のメスのオランウータン ノーニャ Nonja のスナップ写真ベスト20点が月曜日午前中までネットオークションにかけられ、収益金はボルネオのオランウータン救済活動にあてられる。ノーニャは Facebookアカウントを持つ世界初のサル。写真の裏面にはサイン代わりにノーニャの親指の指紋が押される。

gekkanwien20100130-PA_NonjaLeinwand.jpg
gekkanwien20100130-PA_Nonja.jpg
写真提供:シェーンブルン動物園

PageTop

砕氷船が初出動

 ドナウ川が一部凍結したため、ウィーン港にこの冬初めて、砕氷船アイスフォーゲル Eisvogel 号が出動して航路を確保した。アイスフォーゲル号は総トン数36t、全長32m、全幅6.5m、出力520馬力、乗組員5名で、建造1955年以来、働き続けている。気温がマイナス6℃になると24時間以内で凍結するそうだ。15cmまで砕氷しないと船が運行できないという。ウィーン港は5つある。ウィーンから黒海へ2000km、北海へ1500km。

gekkanwien20100129-hafen1.jpg
Foto:Christian Fürther/PID

gekkanwien20100129-hafen3.jpg

gekkanwien20100129-hafen2.jpg
資料:Wiener Hafen

PageTop

軍事史博物館

 世界で一番古い軍事史博物館 Heeresgeschichtliches Museum を取材した。オーストリア国防軍の方の紹介で、館長に案内していただいた。近いうちに特集を組む予定である。

gekkanwien20100127-hhm2.jpg

gekkanwien20100127-hhm1.jpg

PageTop

シシーの髪飾り

 皇妃エリーザベト(愛称「シシー」)の髪飾りがウィーン王宮のシシー博物館に展示されることになった。
 この髪飾りはシシーの肖像画にも描かれている27個の「ダイアモンドの星」のひとつで、1998年にシェーンブルン宮殿にて「シシー没後百年」展の開催中に盗まれた。数年後にカナダで見つかり、2008年にオーストリアに戻ってきて、このたびシシー博物館に収められる。

gekkanwien20100126-Diamantstern Kaiserin Elisabeth c SKB
(c)SKB

PageTop

弦楽オーケストラ

 日本室内管弦楽団第4回公演が2月5日19時半から第3区市役所フェストザールで開催される(入場無料)。指揮:瀬山智博、共演:吉井健太郎(ウィーン交響楽団首席チェロ奏者)、ヨハネス・フリーダー(ウィーン交響楽団首席ヴィオラ奏者)、榎本麻衣子(ウィーン交響楽団第2ヴァイオリン奏者)
 プログラム:レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリアより第3組曲」、芥川也寸志「弦楽のための第3楽章(トリプティーク)」、チャイコフスキー「弦楽セレナーデ」

PageTop

グルベローヴァ

 シュターツオーパー「清教徒」主演のエディタ・グルベローヴァが大喝采を受けた。
 「清教徒」の最後の場面は、アルトゥーロがリッカルドに殺されて終わる悲劇ヴァージョンと、伝令によりアルトゥーロの罪が消えてハッピーエンドとなるヴァージョンがあり、ウィーンでのこの演出は悲劇ヴァージョンだった。ところが今日は何とハッピーエンドで終わったのである。当然ながらプログラム冊子の「あらすじ」はオリジナルテキストであるドイツ語によれば悲劇ヴァージョンであり、英語などの翻訳ももちろん同様である。だが日本語訳だけは実際には和訳でなく、ハッピーエンドで終わると書いてある。こんないい加減なことが昔はまかり通っていたのだ。それで日本語の「あらすじ」を読んだ人は最後の場面が書いてあることと違うではないかと思うのが当然である。これはおかしいと思わない人の方がおかしい。だが今日ばかりはこの日本語の「あらすじ」通りになったわけだ。
 グルベローヴァ主演の「清教徒」は更に1月30日と2月3日に公演。
PageTop

アイストラウム

 ウィーン市庁舎前の広場と公園が大スケートリンクになる「アイストラウム」が今日から始まった。今年で15周年を迎える。氷面は合計5600m2、氷は560m3あまりで、暖房されたテント(278m2)もある。飲食スタンドは9箇所。

gekkanwien20100122-Eistraum.jpg
Pressefoto Votava

gekkanwien20100122-wiener eistraum 017g

PageTop

アルベルティーナ

 アルベルティーナでは今日から特別展「アンディー・ウォーホル:Cars」が始まった。自動車発明百年を記念してダイムラー美術コレクションがウォーホルにシリーズを委託したもので、ウォーホルは1986年から制作を開始したが、1987年に亡くなったため、シリーズは未完となった。

gekkanwien20100121-albertina.jpg

PageTop

野外コンサート

 シェーンブルン宮殿ウィーン・フィル野外コンサート(無料)の指揮予定だった小澤征爾さんががん治療のためキャンセルしたので、誰が指揮をするのか注目されていたが、今日、フランツ・ヴェルザー=メストに決まったことが発表された。同時に公演日は6月8日に変更された。これでヴェルザー=メストは、6月シェーンブルン野外コンサート、9月シュターツオーパー新シーズン音楽監督就任、2011年ニューイヤーコンサート、とウィーン・フィルとの関わりが強まった。

PageTop

雪の日の市立公園

 このところ雪が降ったり止んだりを繰り返す寒いウィーン。晴れていれば人出も多い市立公園 Stadtpark だが雪が降っているととさすがに人影はまばらだ。作曲家たちの像にも雪が積もっている。

gekkanwien20100121-stadtpark1.jpg

gekkanwien20100121-stadrpark2.jpg

gekkanwien20100121-stadtpark3.jpg

PageTop

銀器コレクション

 月刊ウィーンにエッセイを連載中の近藤常恭 Tsuneyasu Kondo さんが王宮の銀器コレクション Hofburg Silberkammer を取材した。2月号のテーマ「ナポレオンの置土産 No.7」のためである。2月号をお楽しみに!

gekkanwien20100119-silberkammer2.jpg

gekkanwien20100119-silberkammer1.jpg

PageTop