GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

平成元年創刊 ウィーン現地オリジナル取材と編集「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」編集長が綴る

Theater an der Wien 新プログラム

 テアター・アン・デア・ヴィーンは今日、2014年9月から2015年6月までの新シーズンのプログラムを発表した。傘下のカンマーオーパーと合わせて、バロックからモダンまで15本のプレミエ公演がある。

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Sebastian Kurz 国際都市ウィーン

 セバスティアン・クルツ外相(1986年8月27日ウィーン生まれ)はオーストリア外務省で今日、ウィーンにおける国際機関についての新しい報告書を紹介。ウィーンに所在する国際機関は37か所に及ぶが、これを更に増やすよう、ウィーンの生活の質「世界一住みやすい都市」をアピールして国際競争に臨みたいと述べた。
 世界で一番若い外務大臣クルツ氏(27歳)にとって今日は、昨年12月16に外相に任命されて以来初めての外務省での記者会見となった。

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Takako Matsukawa in Galerie Wolfrum

 ヴォルフルム画廊(1区)でウィーン在住の画家松川孝子の「Im Wald(森の中で)」展を3月28日から4月30日まで開催。今晩のオープニングには多くの人が集まった。
 月曜~金曜10時から18時まで、土曜は17時まで。

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Toshikazu Hosoda 慈善演奏会2百回

 1988年に仕事で初めてウィーンに来てから毎年のようにウィーンを訪れている細田敏和さん。東京でコンサートプレゼンターをつとめる「千代田チャリティーコンサート」が今年2月のコンサートで200回目を迎えた。細田さんが会長をしている会社の本社ビル1階エントランスホールが吹き抜けで音響効果が良く、ここで22年前からチャリティーコンサートが続けられて来た。ホールは百人まで入場でき、コンサートは無料だが寄付を募り、その全額が恵まれない子供たちのための施設などに寄付されてきた。
 細田さんが日本で大学生だった時の恩師と、月刊ウィーン編集長・福田(ウィーン日誌筆者)がウィーン大学の学生だった時の恩師が同一人物で、既に故人となったこの共通の恩師との思い出も交えて、のちほど月刊ウィーン誌上で報告する予定である。

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Mikko Franck プレミエ「ローエングリン」

 シュターツオーパーの4月12日プレミエ「ローエングリン」(アンドレアス・ホモキ演出)を指揮する予定だったベルトラン・ド・ビリーが辞退したため、指揮はミッコ・フランクに代わった。
 ミッコ・フランクはフランツ・ヴェルザー=メストに代わり、3月19日、22日、26日、29日「ラ・ボエーム」の指揮でシュターツオーパーへのデビューを果たした。

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Staatsoper 新シーズンプログラム

 シュターツオーパーは今日、今年9月から始まる新シーズン2014/15のプログラムを発表した。音楽総監督のフランツ・ヴェルザー=メストは実母の不幸により欠席した。詳細は次号。

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ÖJAB コンサート

 オーストリア勤労青年同盟 ÖJAB 主催、日本友愛協会 YUAI 共催で「第24回歌曲と室内楽の夕べ」がヨーロッパハウス(ウィーン14区)で開催された。昨年11月26日に東京文化会館で行われた第24回友愛ドイツ歌曲コンクールで優勝し文部科学大臣賞を受賞した木村義明さんが、副賞としてウィーンでの当コンサートに出演した。

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Russell Brand in UNO

 英国のコメディアン、ラッセル・ブランドが、ウィーンで開催されている第57会期国連麻薬委員会にスペシャルゲストとして参加した。自らシビル・ソサエティの代弁者と称するラッセルは、薬物使用者に対する刑罰を批判し、人権を尊重するハイクオリティー・トリートメントの必要を説く。

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Kunsthalle Wien Karlsplatz HEUER

 クンストハレ・ヴィーン・カールスプラッツのガーデン・レストラン・バー「ホイアー・アム・カールスプラッツ HEUER am Karlsplatz 」が3月20日からオープンする。営業時時間は毎日9時から2時まで。店名のホイアーとはウィーンのドイツ語で「今日の」という意味。料理に出来合いの食材を使わずに自家製・手作りをモットーとする心意気がこめられている。場所は地下鉄U4「カールスプラッツ」駅のウィーン工科大学への出口を出てすぐ。位置的には、オペラ側にある免税店「ワルツ」とナッシュマルクト側にある日本食スーパー「日本屋」の間にある。
 自家製シロップのソーダ割り Mandarine Shrub はさっぱりしたまろやかな甘みの中にほのかに柚子の香りがする。250ml 2ユーロ10セント。

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調理長 Peter Fallnbügl はルツェルンやロンドンのホテルで活躍してきた。食材にこだわり。
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Liudmila Konovalova 白鳥の湖

 昨晩シュターツオーパーのバレエ・プレミエ「白鳥の湖」で主役を踊ったオルガ・エシナが負傷したため、リュドミラ・コノヴァロヴァが3月18日と20日の公演で主役を踊ることになった。

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昨晩のオルガ・エシナ (c)WienerStaatsballett/MichaelPöhn   リュドミラ・コノヴァロヴァ (c)LiudmilaKonovalova

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Igor Levit 楽友協会

 今夜、楽友協会でのアンドリス・ネルソンズ指揮/バーミンガム市交響楽団のコンサートで共演する予定だったエレーヌ・グリモが直前でキャンセルしたため、イゴール・レヴィット(1987年ロシア生まれ)がベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58 を演奏する。プログラムの演目自体に変更はない。

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イゴール・レヴィット (c) IgorLevit

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Franz Welser-Möst ボエーム・キャンセル

 シュターツオーパー3月19日、22日、26日、29日の「ラ・ボエーム」を指揮する予定だったフランツ・ヴェルザー=メストが病気のため、ミッコ・フランクに代わった。フィンランドの指揮者ミッコ・フランク(1979年4月1日生まれ)にとってこれがウィーン・シュターツオーパー・デビューとなる。

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Franz Welser-Möst 楽友協会キャンセル

 楽友協会のプログラム、3月21日と23日のホーフムジークカペレと、3月27日のヴェーベルン交響楽団を指揮する予定だったフランツ・ヴェルザー=メストが病気のため、ホーフムジークカペレはエルヴィン・オルトナーに、ヴェーベルン交響楽団はアンドレス・オロツコ=エストラーダに代わった。指揮者以外に変更はない。

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Albertina : Zwischen Dürer & Napoleon

 アルベルティーナは特別展「デューラーからナポレオンのあいだ アルベルティーナの創設」を3月14日から6月29日まで開催。

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Schloß Schönbrunn Suite 4月末より

 ユネスコ世界文化遺産に登録されているシェーンブルン宮殿の一角167㎡がホテルのスイートとして4月30日からオープンする。今日から予約受付が始まった。www.thesuite.at

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An Meine Völker! 国立図書館特別展

 国立図書館プルンクザールで特別展「わが民族に! 第一次世界大戦1914-1918」を3月13日から11月2日まで開催。今年は第一次世界大戦が勃発して100年を迎えることから多くのイヴェントが計画されている。オーストリア国立図書館所蔵のポスターや写真、ドキュメントなど貴重な資料250点が展示されている。キュレータは著名な歴史家マンフレート・ラウヒェンシュタイナー教授。

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               キュレータ      館長
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Gabonionta 自然史博物館

 自然史博物館は特別展「ガボニオンタ」を3月12日から6月30日まで開催。世界で初めて、ミクロの多細胞の生命体の最古の化石を展示。アフリカのガボンで発掘された多細胞の化石について、発見者アブデルラザク・エル・アルバニ(仏ポワティエ大学/CNRS)による論文が2010年に「ネイチャー」誌に発表された。化石が出た地層から21億年前のものと推定され、多細胞の始まりは15億年という定説が覆された。

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Amy Winehouse ユダヤ博物館

 ユーデンプラッツ博物館は特別展「エイミー・ワインハウス:家族の肖像」を3月11日から8月20日まで開催。英国のシンガーソングライターで薬物依存症、暴行事件、日本人を含む人種差別、障害者差別の発言、破滅的な結婚生活などスキャンダラスな人生を送り、若くしてアルコール中毒で亡くなったエイミー・ワインハウス(1983年~2011年)。両親はともにユダヤ人で、1890年代に白ロシアから英国に移住した家系。ロンドン・ユダヤ博物館による企画。

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     ウィーン・ユダヤ博物館館長    ロンドン・ユダヤ博物館館長    ウィーン・ユダヤ博物館キュレーター
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Rene Velazquez & Asako Hosoki

 メトロポルディ劇場(17区)でウィーン在住メキシコ出身テノール歌手ルネ・ベラスケスが細木朝子のピアノ演奏で、メキシコとイタリアのポピュラーな歌曲を独唱。息子たちも壇上で合唱したり、有名な歌を観客と共に歌うなど、楽しいファミリーコンサートとなった。

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Austria for Japan チャリティーコンサート

 ウィーン19区の区役所ホールで Austria for Japan 主催チャリティーコンサートが開かれた。出演者は呉睿然(作曲・バンドネオン)、ダブランダー緑(ソプラノ)、三谷結子(ソプラノ)、菅野祥子(アルト)、浅山薫(ヴァイオリン)、増村浩代 (ピアノ)、平野小百合(ピアノ)。
 義捐金は宮城県のNPO「亘理いちごっこ」に送られる。

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Opera Staging 欧州音楽劇場アカデミー

 ヨーロッパ音楽劇場アカデミーEMAは新刊「オペラ・ステージング Opera Staging : Erzählweisen」 hrsg. von Isolde Schmid-Reiter, Verlag ConBrio を発表した。
ISBN 978-3-940768-47-6

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Keio Wagner Society Orchestra

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Wagner Society Orchestra

 明日、楽友協会で演奏する慶応義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラの団長と指揮者の大河内雅彦さん。

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Aschermittwoch 灰の水曜日のビュフェ

 今日は「灰の水曜日」。昨日で謝肉祭が終わり、今日から復活祭の前日までは四旬節といい、節制の日が始まる。お祭騒ぎは自粛、食事も質素、四旬節の初日である灰の水曜日は肉食を避け魚を食べるのが慣わしで、この日の食事は鰊を食べることから「ヘリングスシュマウス」という。グランドホテル7階のレストラン「ルシエール」と「雲海」ではヘリングスシュマウスのビュフェを提供していた。

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UtauDaiku 楽友協会「第九」演奏会

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UtauDaik 混声合唱団「羽ばたく会」

 いよいよ本番:今日これから楽友協会で「第九」を歌う合唱団のひとつ「羽ばたく会」(下紳郎団長)のメンバー。

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UtauDaiku プローべ

 楽友協会での本番を明日にひかえ「第九」のプローべがコンツェルトハウスで行われた。

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Staatsoper 主役変更

 シュターツオーパー3月4日公演、チレア「アドリアーナ・ルクヴルール」主役アンゲラ・ゲオルギウが病気のため、韓国出身のソプラノ歌手コ・ヒョナに代わった。コ・ヒョナは今シーズン2013/2014年からシュターツオーパーのアンサンブル・メンバー。

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Manuela Mark möglicherweise hier

 オーストリアのアーチスト、マヌエラ・マルク(チロル出身、ウィーン在住)は2010年から2011年にかけてオーストリア政府の奨学金を得て日本に6ヶ月滞在した。その時の作品(東京各地で撮った写真)を、ウィーン2区の Steinbrener/Dempf, Glockengasse 6/1 で壁新聞式に展示している。題して「ここかもしれない」。
 マルクさんは帰国後、ベルリン在住の小説家、多和田葉子さんの作品(ドイツ語)を読み、自分が写真で表現しようとしたことが文字で表現されていると感じたという。今日のオープニングにはベルリンからウィーンにかけつけた多和田さんによる自作品の朗読があり、ユーモラスな表現が微笑みを誘い、多くの人が集まった会場は和やかな雰囲気になった。

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UtauDaiku 第九演奏会 記者会見

 楽友協会であさって演奏されるベートーヴェン「第九」の記者会見がウィーン2区のウィーン少年合唱団の館で行われた。
 シュテファン・ヴラダール指揮、ウィーン室内オーケストラ、ゲラルト・ヴィルト合唱指揮、ウィーン少年合唱団、コルス・ヴィエネンシス(ウィーン少年合唱団の出身者で構成)、MJCアンサンブル、日本の合唱団300人、マーラ・マシュタリール(ソプラノ)、小山由美(メゾソプラノ)、ヘルベルト・リッペルト(テノール、ウィーン少年合唱団出身)、甲斐栄次郎(バリトン)が出演する、東日本大震災復興支援感謝のチャリティーコンサート。
 主催者の世界音楽合唱チャリティー協会の林会長、MJC(南相馬ジュニアコーラス)アンサンブルの金子洋一代表、在日オーストリア政府観光局ノルベルト・レルヒ代表、ウィーン少年合唱団ゲラルト・ヴィルト代表、ウィーン室内オーケストラのシュテファン・ヴラダール首席指揮者、音楽エージェントのクリスティアン・ブーフマン社長が発言、4人のソリストたちも出席し、発言した。

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Eijiro Kai/Yumi Koyama/Herbert Lippert/Mara Mastalir//Yoichi Kaneko/通訳/Akio Hayashi 
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月刊ウィーン3月号

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