GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

平成元年創刊 ウィーン現地オリジナル取材と編集「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」編集長が綴る

Kunsthalle Wien "I´m Isa Genzken, The Only Female Fool"

 博物館地区MQにあるクンストハレ・ヴィーンでは企画展『イザ・ゲンツケン』を開催。

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Albertina "Alex Katz"

 アルベルティ-ナでは企画展『アレックス・カッツ』を開催。

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Kunsthistorisches Museum "Väter Europas"

 美術史博物館では小企画展『ヨーロッパの父たち 皇帝アウグストゥスとカール大帝』を開催。

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Josef Hoffmann Museum in Brtnice

 ウィーン分離派の中心的人物であった建築家ヨーゼフ・ホフマンの生家が美術館になっている。場所はウィーンから車で2時間、チェコのモラヴィア地方の古い町ブルト二ツェ Brtnice (ピルニッツ)。そこで、モラヴィア地方の中心市ブルノ Brno (ブリュン)のモラヴィア画廊とウィーンのMAK(応用美術博物館)の共同企画展が5月27日から10月26日まで開催される。1900年頃のウィーンで活躍したモラヴィア出身の建築家でオットー・ヴァーグナー Otto Wagner の弟子、ヨーゼフ・ホフマン Josef Hoffmann (1870-1956)、ヨーゼフ・マリア・オルブリッヒ Josepf Maria Olbrich (1867-1908)、レオポルト・バウアー Leopold Bauer (1872-1938)の、3人の設計図や写真など約50点が展示されている。常設展も各部屋が美しい。開館:6月と9月と10月は火曜から日曜までの10時から17時まで、7月と8月は毎日10時から17時まで。

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ブルトニツェのヨーゼフ・ホフマン生家 現在はヨーゼフ・ホフマン美術館
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Tiergarten ホッキョクグマの世界

 シェーンブルン動物園のホッキョクグマ施設「ホッキョクグマ・ワールド フランツ・ヨーゼフ・ランド」が明日から一般公開される。

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Hochwasserhilfe 南東欧水害被災地支援

 バルカン半島の大洪水による被害が拡大。これまでに45人の死者が出ている。オーストリアはセルビアとボスニア・ヘルツェゴヴィナの被災地に対して救援活動を行うため、物資ではなく義援金カンパを呼び掛けている(月刊ウィーン6月号に詳細)。
 セルビアでは3万1千人が避難。国内電力の50%を生産するオブレノヴァッチ火力発電所は、国内最大のコルバラ炭鉱の一部が洪水で今後1年採掘不可能のため、石炭の供給がストップする。ボスニア・ヘルツェゴヴィナでは水害被災地域におよそ100万人が住んでおり、うち4万人がすでに避難している。2千か所以上の土砂崩れで多数の交通網が遮断され、倒壊家屋は10万軒に上っている。
 動物の死骸などによる伝染病の恐れ、飲料水の不足、ボスニア北東部と中央部で作物の収穫ゼロ、セルビアでも耕作地の1割が被害、セルビアだけでも4500kmにわたる道路網と124か所の橋梁が損傷、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの洪水地域およそ800㎡に埋められた地雷の移動も危険である。
 オーストリアは政府も民間組織もこれまでに迅速な支援活動を行ってきたが、広く義援金を募ることになった。

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(左から)カリタス会長、連邦消防同盟会長、オーストリア赤十字総裁、災害防護省大臣、外相、ORF会長 

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ZOOM Kindermuseum 子供博物館20年

 MQ(博物館地区)にあるズーム子供博物館が今年で創立20周年を迎えた。5月25日は14時から17時までズーム子供博物館の前の広場で無料の様々な催しがある。

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Emiko Nomura 絹の花たち

 ウィーン在住のコサージュ作家野村恵美子さんのミニ作品展「絹の花たち」がシュテファン大聖堂に近いインドシルク専門店 INDIA で開催された。コサージュ作りのデモンストレーションも行われ、熟練した細かい手作業が見事だった。恵美子さんは平田暁夫帽子教室で学び、弟子でなければ使えない特別の工具で制作している。

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Praline Le Moult 店主夫人  Emiko Nomura コサージュ作家

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Musiktherapie Weltkongress 音楽療法

 第14回音楽療法世界会議 Weltkongress der Musiktherapie が7月7日から12日まで、クレムス(ニーダーエスタライヒ州)で開催される。クレムスはウィーンから約70km離れたドナウ河畔の古都で、メイン会場となるのは IMC FH Krems クレムス総合科学大学。専門家1000人の参加が見込まれる。
  IMC FH Krems が2012年12月から開始した研究によると、重度昏睡状態の患者に対して従来の治療の他に音楽療法を加えた結果、脳細胞の活発化が認められた。音楽療法なしの場合は脳の活性化は4パーセントしか上がらなかったが、音楽療法を加えたことで脳の活性化は34パーセントも高まった。

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Nikolaus Steinhoff 脳神経科医師  Wolfgang Sobotka 州知事代理  Gerhard Tucek 大会会長
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Blasmusikfestival キャンセル

 5月17日に予定されていた第35回オーストリア吹奏音楽祭は悪天候のためキャンセルされた。

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The Flame of Peace Award 授賞式

 ヘルタ・マガレーテ&サンドル・ハプスブルク=ロートリンゲン夫妻による「平和の炎」賞が、坂本龍馬(1836年-1867年)に敬意を表し、世界の平和と自由のために努力しているとして、高知県立坂本龍馬記念館・森健志郎館長と、ウィーン在住のオペラ歌手・示野由佳さんに贈られた。

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Schönbrunn 美しい泉

 シェーンブルン宮殿という名前は、1619年に皇帝マティアスが狩りの途中でこの地に泉を見つけ「なんと美しい泉!」と言ったことに由来する。ウィーンにアルプスを水源とする上水道が敷かれるまで、この泉は飲料水として毎日ウィーンの王宮に運ばれていた。マリア・テレジアの時代にバロックの装飾が施され、今あるような「美しい泉」となった。この「美しい泉」が2年間の修復工事を完了し、今日公開された。

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Weltausstellung 1873 ウィーン万博

 ウィーン博物館カールスプラッツでは特別展「1873年:ウィーンと万博」を5月15日から9月28日まで開催。展示会場はテーマごとに1階のステーション1とステーション2、2階のステーション3の3部門に分かれている。1873年のウィーン万博はウィーンの都市改造に大いに寄与した。日本(明治政府)が初めて公式に参加した博覧会でもあり、その後ウィーンにジャポニズムを巻き起こした。

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CCPCJ 犯罪防止刑事司法委員会

 国連犯罪防止刑事司法委員会の第23回会合がメンバー国から800人が参加して、5月12日から16日まで開催されている。展示コーナーもあり、ウィーン空港(シュヴェッヒャート)の税関で没収された不法な野生動物の加工品などが展示されている。特殊な探知犬はウィーンに2頭おり、シェーンブルン動物園で訓練を受けている。

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Gerd Ludwig チェルノブイリ写真展

 自然史博物館で特別展「ゲルト・ルートヴィヒ チェルノブイリの長い影」を5月14日から9月1日まで開催。ナショナルジオグラフィックのカメラマン、ゲルト・ルートヴィヒ(1947年ドイツ生まれ)が1993年から撮り続けたチェルノブイリの写真(大14枚と小49枚とビデオ2本)を展示。

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Tiergarten ホッキョクグマ到着

 新施設ホッキョクグマ・ワールド「フランツ・ヨーゼフ・ランド Franz Josef Land」オープンを10日後にひかえるシェーンブルン動物園に、2頭のホッキョクグマが到着した。メスのリン Lynn はオランダから、オスのランゾ Ranzo はフィンランドからトラックで運び込まれた。フランツ・ヨーゼフ・ランドは5月23日にオープンする。

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リン(♀2歳)
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MAK 新常設展 Design Labor

 今日5月12日に創立150年を迎えたオーストリア応用美術博物館 MAK は、地階の新しい常設展「マック・デザイン・ラボ」を公開した。テーマ毎にホールを区切りおよそ2000点を1900㎡のフロアに展示している。
 5月17日は10時から夜中の3時まで、MAKバースデーパーティーを開催する(入場無料)。

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Musiktheaterpreis 音楽劇場賞ノミネート

 オーストリア音楽劇場賞「黄金のシカネーダ Goldener Schikaneder」(オーストリアにおけるプロダクションについて10部門、ライフワーク賞、観客賞)のノミネートリストが発表された。受賞式は6月17日、テアター・アン・デア・ヴィーンで行われる。ライフワーク賞は宮廷歌手エディタ・グルベローヴァに授与される。

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Leopoldmuseum Trotzdem Kunst!

 レオポルト美術館では特別展「Trotzdem Kunst!(にも関わらず芸術!)オーストリア1914年-1918年」を5月9日から9月15日まで開催。

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Tiergarten ホッキョクオオカミ誕生

 シェーンブルン動物園で4月24日、ホッキョクオオカミの子供が6頭生まれた。そのうち1頭が母親のインヤにくわえられて今日初めて屋外デビュー。生後2週間たたないと目があかない。3か月間母乳で育つ。ホッキョクオオカミの特徴である雪のような真っ白い毛になるにはまだまだ時間がかかる。

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Kunstforum スタンリー・キューブリック

 クンストフォールム・ヴィーンでは米国の映画監督スタンリー・キューブリック(1928年-1999年)のフォトエッセイを展示する企画展「アイズ・ワイド・オープン カメラマンとしてのスタンリー・キューブリック」を5月8日から7月13日まで開催。


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Wiener Festwochen オープニング準備

 市庁舎前広場で5月9日に開催されるウィーン祝祭週間オープニングを前に、現場は準備で忙しい。当日はコルネリウス・マイスター指揮、オーストリア放送交響楽団、アーノルト・シェーンベルク合唱団、ブルガリア、ドイツ、フィンランド、フランス、クロアチア、リトアニア、ラトビア、オーストリアのヨーロッパ8か国から9つの合唱団が参加。ブルガリア、クロアチア、フィンランド、リトアニア、ラトビア、お≒ストリア、ドイツ、フランス、ウクライナに同時中継される。9日17時からウィーン市内の公共交通機関が終電まで無料になる。ただし深夜バスは対象外。

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Servietenkirche ペレグリーニ礼拝堂

 ウィーン9区のセルヴィエーテン教会ペレグリーニ礼拝堂の修復工事が完了。ペレグリーニ祝祭週間 Peregrinifestwochen が5月1日から10日まで開催されている。聖ペレグリンは脚の病もしくは悪性腫瘍とたたかう人々の守護聖人。マリア・テレジアの息子もこの礼拝堂で祈り、脚の病が治ったと記録にある。
 今日のピアノデュオのコンサートではブラームスやバッハの名曲が演奏された。

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チロルの画家ヨーゼフ・アダム・リッター・フォン・メルクによるフレスコ画が美しい
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Staatsoper 世界初UHD配信

 シュターツオーパーはサムスンとともに、5月7日公演「ナブッコ」のライヴストリーミング(有料のリアルタイム配信)を、従来より解像度の高い UHD で配信すると発表した。世界で初めてのオペラ UHD 配信となる。タイトルロールを歌うプラシド・ドミンゴさんは「アップになってしわや汗がはっきり見えてしまうのは困ります」と語って皆を笑わした。

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Alfred Sramek 名誉会員

 オーストリア宮廷歌手アルフレート・シュラメクさんがシュターツオーパー名誉会員に認定された。シュターツオーパーの今日の公演「アンドレ・シェニエ」の終演後、舞台で文化大臣から認定証と名誉指輪が手渡された。
 シュラメクさんは1975年からシュターツオーパーのアンサンブルメンバーで、29人の作曲家の90の作品をこなし、合計2492回の公演に出演してきた。
参考記事 gekkanwien.blog14.fc2.com/blog-entry-757.html

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Tiergarten チーターの三つ子誕生

 シェーンブルン動物園で4月16日にチーターの三つ子が生まれた。体重は誕生時それぞれ約500グラムで性別はまだ不明。当園では19年ぶりのチーター誕生となる。生後3か月は母乳だが、最初の乳歯が生えたら肉食が始まる。当園に来て2年になる母親のシンバーにとって、これが初めての出産。父親のアキン(2歳)は 昨年、南アフリカから当園にやってきた。

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Musikverein ヤンソンスがキャンセル

 指揮者マリス・ヤンソンスは、手術後の体力がまだ回復していないため主治医が指揮活動を休むよう勧めているとして、楽友協会での6月19日、21日、22日の演奏会をキャンセル。指揮者はミッコ・フランクに代わった。演目は変わる(ショスタコーヴィチ「交響曲第1番」とシュトラウス「7つのヴェールの踊り」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」)。

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