GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

   平成元年創刊 現地オリジナル取材と編集でウィーンを伝える           現地情報紙「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」の編集長が綴る

癌予防にアセチルサリチル酸

 商標名「アスピリン」で知られるアセチルサリチル酸 ASS に大腸癌の予防効果があることは1988年から言われてきた。ロンドンのクイーン・メアリー大学ジャック・キュージック教授とオックスフォード大学ピーター・ロスウェル教授は2014年夏、ASSは大腸癌予防効果と同時に胃腸障害や脳内出血を引き起こす可能性があるという新しい研究結果を公開した。キュージック教授のシナリオでは、50歳から65歳までの間の人が、毎日75ミリグラムから325ミリグラムまでの微量を、少なくとも5年から10年間飲み続けた場合に、癌、心臓発作、脳卒中を、男性で9パーセント、女性で7パーセント、低くすることができるという。ASSの効用と危険性、副作用など、新しい研究結果を踏まえて、今日ウィーン王宮でラウンドテーブルが開催される。

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Prof. Carsten Schrör, Universitätsklinikum Düsseldorf

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Prof. Jack Cuzick, Queen Mary Universität London

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