GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

   平成元年創刊 現地オリジナル取材と編集でウィーンを伝える           現地情報紙「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」の編集長が綴る

Staatsoper Tosca

 シュターツオーパー「トスカ」12月2日公演でトスカ役のマルティナ・セラフィンが第3幕最後の飛び込みシーンで脚に重傷を負い、8か月のギプス生活を余儀なくされたため、12月5日と8日のトスカはマリア・ホセ・シリに代わった。
 このオペラはトスカが投身自殺して終了する。いつもなら幕が下りてから割とすぐに出演歌手たちが喝采を浴びて幕の外に現れるが、この日は歌手たちはなかなか現れず、観客からの拍手だけが長く続いた。しばらくして劇場担当者が登場し、セラフィンが飛び降りた際に脚を痛めたとの説明があり、客席から驚きのどよめきが起こった。その後、トスカ役歌手だけを除き、カヴァラドッシ役ロベルト・アラーニャなど歌手が登場したが、早めに引き上げた。

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