GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

   平成元年創刊 現地オリジナル取材と編集でウィーンを伝える           現地情報紙「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」の編集長が綴る

SCHIKANEDER in Raimund Theater

ライムント劇場で9月30日世界プレミエのミュージカル「シカネーダー」を観劇した。オペラ「魔笛」の台本作家で、舞台俳優、歌手、監督、詩人であり、劇場支配人のエマヌエル・シカネーダーと、妻の舞台俳優で後に劇場支配人となるエレオノレの、愛憎渦巻く劇場人生の物語である。ザルツブルクで知り合った二人が結婚し、浮気し、不倫し、やがてウィーンで劇場再建のために、憎みあいながらもビジネスと割り切って協力し、「魔笛」上演の成功とともに最後は仲直りするというハッピーエンド。「魔笛」上演を前に劇団員がいがみ合うと、そこにモーツァルトの「魔笛」の中の音楽が流れて、皆の心がなだめられ、落ち着くシーンがある。客席で聞いても改めて素晴らしい音楽だと感じる。シカネーダーが新しい構想で書き上げた台本「魔笛」なしに、モーツァルトのオペラ「魔笛」は成立しなかったし、エレオノレがいなければウィーンで「魔笛」初演はなかった。
作曲と歌詞 Stephen Schwartz  台本 Christian Struppeck  演出 Trevor Nunn

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エレオノレ・シカネーダー Milica Jovanovic    エマヌエル・シカネーダー Mark Seibert  

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Szenenbilder SCHIKANEDER (c)VBW/Deen van Meer 2016

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