GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

   平成元年創刊 現地オリジナル取材と編集でウィーンを伝える           現地情報紙「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」の編集長が綴る

下肢静脈瘤と赤いブドウの葉

 オーストリアの国民病ともいわれる下肢静脈瘤 Varix 。専門医のサーニャ・シュラー=ペトロヴィッチ Dr.Sanja Schuller-Petrovic 博士が講演した。特にひざの裏や踝の周りの静脈の血流が滞り、静脈が太く浮き出したり、瘤のように膨らんでしまう疾患で、教師や医療関係者など立ちっぱなしや座りっぱなしの仕事に就いている女性が特になりやすい。女性の2人に1人が下肢にトラブルありというアンケート結果もある。脚がだるい、重い、痛い、むくむ、かゆいなど不快な症状の他、外見上の問題もある。マラソン選手でもなるくらいだから運動とは関係ないという。弾性ストッキングは症状を和らげるが治療効果はない。南アフリカ産の赤いブドウの葉に含まれる成分が、痛みを和らげ、血のめぐりをよくし、瘤の形成を減らすことが立証されているという。錠剤やマッサージ用ジェル、スプレーなどがアンティスタックス Antistax という商標で薬局で販売されている。ウィーン市内の某ホテルでは屋上階のスポーツジム・コーナーで、下肢静脈の血流を測り、必要とあらばマッサージなどを行い、また下肢エクササイズをコーチしている。ふだん自分で実行できる改善策:1)動く 2)脚を心臓より高くする 3)黒や赤色のベリーや赤キャベツやトマトなどの野菜をたくさん食べる(フラヴォノイド) 4)皮膚を乾燥させない

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