GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

   平成元年創刊 現地オリジナル取材と編集でウィーンを伝える           現地情報紙「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」の編集長が綴る

UNESCO-UNIDROIT 国際文化財保護

芸術&権利研究協会(ウィーン大学)と私法統一国際協会=ユニドロワ UNIDROIT(本部ローマ)の共催で「ユネスコ・ユニドロワ・国際文化財保護」と題するシンポジウムがウィーンで12月9日に開催された。その報告が今日発表され、ゲルテ・ライヒェルト(ウィーン大学教授/芸術&権利研究協会/ウィーン)、ホセ・アンジェロ・エストレッラ・ファリア(ユニドロワ事務総長/ローマ)、クルト・ジーア(国内外の私法に関するマックス・プランク研究所/ハンブルク)が発言した。
ユニドロワは1926年にローマで設立され、現在は日本やオーストリアを含む63カ国が加盟している。1995年、盗まれたり不正に輸出された文化財の返還に関する国際条約(ユニドロワ条約)が採択された。ウィーンでは最近また、グスタフ・クリムトの著名な作品(セセッションに展示されているベートーヴェンフリース)がナチ略奪品として返還を要求され、現在審議中であるが、専門家の見方では、返還要求は退けられるものと推察されている。

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Jose Angelo Estrella Faria      Gerte Reichelt      Kurt Siehr

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